第六番 弥勒菩薩(みろくぼさつ)

六・七日の仏様、弥勒菩薩はお釈迦様がなくなってから56億7千万年後この世に生れ、龍華という木の下で悟を開かれ、お釈迦さまの説法を受ける事ができなかった人びとを救うといわれ、今は兜率天で天人のために説法しておられる。したがって私達が死後兜率天に生れると、弥勒さまの教えを直接聞くことができるので、この仏様を信仰し、限りあるこの世の生命を終えたのちは弥勒様の下におもむき、よき教えをうけるよう信仰の誠をささげるのであります。
 当山では弥勒菩薩の道場を松平網近公以来300年ぶりに再建し、悩み多き世にあって正しく導いて下さる仏を信仰し、安心を得られますよう巡拝をおすすめいたします。
御真言
おん まいたれいや そわか
御詠歌
のちの世に 出でたもうべき みほとけは みろくぼさつぞ 仰げひとびと
  • 弥勒菩薩

千手院(せんじゅいん)

当山はもと富田の郷にあった大覚寺末の古刹であった。堀尾吉晴公、松江築城に当り、長海律師に命じ、城中の土をこの地に移し一寺を建立し本丸の鬼門を封じた。(雲陽誌巻一)後代々の藩主の祈願寺として尊崇を受け、寺領を授けられ、1月16日には三の丸大般若の間にて大般若会を奉修し城下の安全を祈った。かつては大門、鐘桜、鎮守社、経蔵等を有する大伽藍をもつ寺であったが延宝6年の大火で類焼し、文化13年再建され今日の姿となった。
 現本堂には松平不昧公の筆になる山号額が掲げられ、不動堂什器は正徳2年より使われ、また明治の名僧雲照律師はここに学びあるいは小松家彰仁殿下が登山され、戦没者の供養の為の多宝塔建立計画に心をよせられ。“招魂多宝塔”の一筆を起され、勝海舟、大村益次郎等の寄進を得たが未完のままである。当山は松江市内の展望台として松江城が一番美しく見え、遠く中国山地、大山を眺め、桜花繚乱の美をほこり、就中大技垂桜は天下一の大樹、又寺裏は栄門の道があり竹林が整えられ、市街の地の近くにあって静寂、思索の道として自らを見つめるにふさわしい所であります。
ご本尊
千手観世音菩薩
開基
長海律師
  • 本堂
小倉寺 境内から見える松江城 しだれ桜

アクセス

寺院名
尊照山 千手院せんじゅいん
住所
〒690-0803
島根県松江市石橋町385
電話
0852-21-1791
駐車場
普通車4台、マイクロバス駐車不可
ホームページ
http://www.senjyuin.com/
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