第四番 普賢菩薩
普賢菩薩は平安時代より法華経の隆盛と共に信仰され、釈迦三尊として文殊菩薩と同様、釈迦如来の脇侍を務められています。長寿・禅定の象徴である白像の上に座し、何者にも動じることなく進んでいく強い力を表示しています。密教では普賢菩薩を菩提心(最上の仏の悟りを求める心)の象徴と考え、別名・普賢金剛薩埵、普賢延命菩薩ともよばれています。霊場巡拝を通じて諸仏を敬い、礼賛し、懺悔し、供養し、仏徳を讃じ、教えを乞い、永世を願い、仏に学び、衆生に利益し、広く仏に回向することの十の行願をご修行下さい。
- おん さんまや さとばん
- 白象に のりて衆生を 守ります ふげんぼさつを たのめもろびと
満願寺
当山は平安時代淳和天皇の天長年間(824~835年)弘法大師空海上人によって聞かれた寺である。上人は諸国巡化の折、杵築(出雲)大社へ参龍しようとして、立ち寄られ、まさに四神相応の地(天地の神のみこころに相応の地)であるとしてしばらく逗留され、その夜より一刀三礼のもと彫り上げられたのが秘仏本尊聖観世音菩薩(2尺3寸)の座像で33年に一度の御開扉がある。
また、出雲観音第31番霊場で、庭には毛利元就公お手植の「玉椿」(樹令500年)や、四国八十八か所お砂踏み石、ひときわ高くそびえる樹高20メートルの大イチョウがあり朝夕の遙拝の目じるしにされている。
また、出雲観音第31番霊場で、庭には毛利元就公お手植の「玉椿」(樹令500年)や、四国八十八か所お砂踏み石、ひときわ高くそびえる樹高20メートルの大イチョウがあり朝夕の遙拝の目じるしにされている。
- 聖観世音菩薩
- 弘法大師と伝う
アクセス
- 寺院名
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金亀山 満願寺 - 住所
- 〒690-0122
島根県松江市西浜佐陀町879 - 電話
- 0852-36-8483
- 駐車場
- 普通車20台、マイクロバス大型バス可
- ホームページ
- http://matsue-manganji.jp/
主な行事
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1月17日
初観音大護摩大祭
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1月5日
御頭法会
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1月元旦~1月3日
新年御修法 護摩 大般若
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2月3日
節分星祭り厄除け大護摩大祭
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3月お彼岸中
椿まつり・八十八椿巡拝
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4月17日
春季大祭 塔婆供養 大護摩祈祷
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5月9日
弁財天護摩祈祷
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6月17日
水無月厄除け大護摩大祭
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8月4日
施餓鬼供養会
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12月17日
納歳観音大祭